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[Illustrator] パスの単純化

夏好きを宣言している私でも金木犀の香り漂うこの季節もわりと好きだったり。
こんにちは。スタッフ「の」です。

今回は、そろそろ「Adobe CC 2020」の足音が聞こえてきそうなこの時期にイラレ、フォトショ、インデ、とアップデートが入りました。
細かいバグ修正版かな、と思いきや「イラレ」は「パスの単純化」機能に変更点が見られました。
地味な機能の変更ではありますが、複雑なパスに伴うアンカーポイント過多は出力に時間が掛かるだけではなく修正等の編集作業を困難にするケースもあります。
もちろんPCにも負荷をかけます。
そこで今回は「余分なポイント」を減らす事に焦点をあててみたいと思います。

Illustratorを使用して素材作成している時にアンカーポイント多いな…って事があります。(特に効果に頼った時)アンカーポイントを「アンカーポイントの削除ツール」を使用して間引いてパスを修正するのは手間のかかる作業だったりします。

ここんとこのバージョンでは、「環境設定」を変えなければ「ペンツール」のまま追加や削除が出来ますがやはり手間である。

他にも「スムーズツール」を使用してパスをなぞるのも1つの手法ですが、制御が困難な事となぞるのでパスが大量にあればこれも手間がかかります。

①【パスの単純化】
そんな時には、「オブジェクト」メニュー→「パス」→「単純化」を実行します。
結構、旧バージョンからありますが、意外と知られていない機能だったりします。
2019年10月初旬のアップデート前までは以下のダイアログが出ます。
実行前と実行後のアンカーポイントの数と画像を確認しながら、「曲線の精度」と「角度のしきい値」のスライダーを調整します。(以下の画像はクリックで拡大します)

アップデート後に実行すると以下のダイアログが出ます。

スライダーが1つになりシンプルかと思いきや、「…(その他のオプション)」をクリックするとダイアログが大きくなります。

各スライダーも名称が変更になり、アイコンも付いて分かりやすくなりました。
「曲線の単純化」…最小に近づける程、アンカーポイント数が減ります。(コーナーポイント角度のしきい値が高いとあまり減りません)
「コーナーポイント角度のしきい値」…コーナーポイントの滑らかさとなり、数値を下回っている箇所は何も起こらないので数値が高いほど元の状態に近くなります。

▼「曲線の単純化」…最小、「コーナーポイント角度のしきい値」…0°(赤い線は元の状態)
精度は低いですが、アンカーポイント数も減りました。

▼「曲線の単純化」…最大、「コーナーポイント角度のしきい値」…180°(赤い線は元の状態)
元の線が殆ど見えない程、精度は高いですが、アンカーポイント数はあまり減っていない。

▼「曲線の単純化」…最小、「コーナーポイント角度のしきい値」…180°(赤い線は元の状態)
「コーナーポイント角度のしきい値」の数値が高いのでアンカーポイント数は減っていないですが、精度は少し落ちています。

▼「曲線の単純化」…最大、「コーナーポイント角度のしきい値」…0°(赤い線は元の状態)
今回の例では、アンカーポイント数も減り、精度も良い感じとなりました。

▼自動単純化(赤い線は元の状態)
標準の状態っぽい。ここから元の状態を見ながら各スライダーで調整します。

因みに「線幅ツール」で作成したデータを「パスのアウトライン」後に「単純化」を実行すると元データとそれほど遜色なくこんなにアンカーポイント数を減らせます。(198あったポイントは16に減りました)

他にも直線でひいたパスを曲線にする事も出来ます。(アンカーポイント数は14→2に減りました)

②【「パスファインダー」パネルのオプション】
「パスファインダー」パネルで合体機能を使用すると、ポイントが残ります。

「パスファインダー」パネルのパネルメニューから「パスファインダーオプション…」をクリックし、ダイアログ内の「余分なポイントを削除」にチェックを入れておきます。(以前のバージョンでは起動の度にリセットされてオフに戻ってました)

余分なポイントなく作成できました。

さて、「パスファインダーオプション…」といえば、こちらはどうか、というのがあります。
例えば、ドーナツを描いて縦線で半分に分割したいと思った場合。(抜けているのが分かるように背面に水色を引いております)

通常見えないですが透明な縦線が残ります。

「パスファインダーオプション…」ダイアログ内の「分割およびアウトライン適用時に塗りのないアートワークを削除」にチェックを入れて実行すると不要な縦線は残りません。

残念ながらこちらの方は、Illustratorを再度起動するとチェックが外れてしまいました。

③【孤立点】
「選択」メニュー→「オブジェクト」→「孤立点」を実行するとドキュメント内の不要なアンカーポイントが選択されます。
入稿前に確認してみましょう。

以上です。

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[Illustrator]意外と知らない?カラーパネルの小技4選

5月ですね。

5月はスーパーやコンビニにチョコミント商品があふれ始める時期です。
今年も勢いよく新商品が次々と投入されております。

毎日コンビニにせっせと通って新商品を買いあさっているスタッフ「ほ」です。

さて、しばらくPhotoshopネタが続いておりますので、今回はイラレで行きたいと思います。

さらに、ここ最近は内容がニッチすぎたので、イラレ使う人なら誰でも使うであろう「カラーパネル」にスポットを当ててみたいと思います。

カラーパネル。みなさん使ってますよね?
使ってればなんとなく使えちゃうカラーパネル。でも、知っておくと便利な小技がいくつかあるんです。
今回は、そんなカラーパネルの小技をお伝えしたいと思います。

今回も長くならないように4つほど。

1.塗りと線の色を同じに

イラストレーターではオブジェクトの塗りと線に色を指定できますが、塗りと線に同じ色を指定したい場合、それぞれ指定するのはやや面倒です。

そんなときは、塗りに指定した色をそのままパネル上で線の上にドラッグ&ドロップすることで同じ色をコピーすることができます。
※その逆も可能です。

「塗りと線を同じ色に??なんで??」と思われる方もいるかもしれませんね。

例えば、線と塗りを同じ色で付けてあげれば、下のような面取りした四角形を描くことができます。

長方形に線を付けて、線パネルで角の形状を「ベベル結合」にするだけですね。

2.塗りと線の前後順を入れ替えずに色を指定

通常カラーパネルでは、塗りと線で色を設定したい方をクリックして手前に出してから色を指定します。

これが地味にめんどくさい。
そこで、カラーパネルのスペクトル上でクリックをする際に、Altキー(Mac:optionキー)を押しながらクリックしてみます。

すると、背面になっている要素側に色が指定されます。

3.色味を保ったまま濃度を変える

指定した色を、もう少しだけ濃く、もう少しだけ薄くしたい、といった場合、CMYKやRGBのスライダーを個々に動かすと、色味がずれてしまって「あ~~」ってなっちゃいますよね。

そんなときは、スライダーを動かす時にCtrlキー(Mac:Commandキー)を押しながら調整してみてください。
色味を変えずに濃度が変化します。
※ちなみにShiftキーでも大丈夫です。

4.スライダーの種類を手早く変える

イラストレーターって、時々カラーピッカーで色指定しても、オブジェクトに色がつかなくて(グレーになっちゃう)困ったことありませんか?

そういうときは、たいていカラーパネルのスライダーがグレースケールになっちゃってます。

カラーパネルの右上にあるメニューボタンから「CMYK」や「RGB」を指定することでまた色が使えるようになるのですが、これがオブジェクトごとだったりするとかなり面倒。

そこで、カラーパネルのスライダーの種類が自分の意図しているものと違っている場合は、パネル下部のスペクトル部分をShiftキーを押しながらクリックしてみましょう。クリックするたびに「グレースケール」→「RGB」→「HSB」→「CMYK」→「WebセーフRGB」と変化していきます。

覚えておくと結構便利ですよ。

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