カテゴリー別アーカイブ: テクニック(Photoshop)

[Photoshop]オブジェクト選択ツールの使い方

11月生まれのためか、この秋深まる季節が一年で一番好きなスタッフ「ほ」です。

Photoshop 2020(CCがつかなくなりましたね)がリリースされました。

どんなパワーアップがなされたのか、毎回ワクワクどきどきしますね。

早速アップデートして起動すると、見慣れない「オブジェクト選択ツール」という名のツールアイコンが…

オブジェクト選択ツール

これまでPhotoshopは、「クイック選択ツール」や「選択とマスク」、そして「被写体を選択」といった画像内から被写体を切り出すために便利な機能を次々と搭載してきました。

今回のオブジェクト選択ツールは、これらの機能と組み合わせることでさらに切り抜きの作業を軽減することができそうです。

使ってみましょう。

被写体を選択

まずはCC2018から搭載されている「被写体を選択」からおさらいです。

こちらの機能は、説明がほとんど不要で…

  1. 写真を開く
  2. 「オブジェクト選択ツール」「クイック選択ツール」「自動選択ツール」のいずれかを持つ
    オブジェクト選択ツール
  3. オプションバーにある「被写体を選択」をクリックする
    被写体を選択ボタン

のステップだけで、Photoshopに搭載された人工知能「Adobe Sensei」が被写体を感知して自動的に選択してくれます。

選択範囲が自動で作成された

便利なポイントは以下2点。

1.人物は複数人でもOK

被写体は複数でもOK

2.生き物じゃなくてもOK

生き物じゃなくても選択できる

少し怪しい部分もなくはないですが、これまではクイック選択ツールなどでおこなっていた大雑把な選択がドラッグ不要でできるようになりました。

オブジェクト選択ツール

オブジェクト選択ツールは、画像内で選択したいものをざっくりと囲んであげるとその中からPhotoshopが境界を認識して選択範囲を作成してくれるツールです。

囲めば勝手に選択範囲を作ってくれる

「被写体を選択」との使い分けとして、

・複数の被写体から狙ったものだけを選択できる
・選択範囲の調整がおこなえる

といった点が挙げられます。

先ほどの写真、「被写体を選択」では人物が2人とも選択されてしまいますが…

被写体は複数でもOK

↓オブジェクト選択ツールで、片方の人物だけをドラッグで囲んであげれば…

選択したい人物だけを囲む

↓このように囲んだ人物の輪郭を認識して選択してくれます。

選択範囲が作成された

このツールでドラッグすると長方形の選択エリアが表示されますが、オプションバーでなげなわに変更できます。

モードをなげなわに変更できる

長方形では選択しづらい場合は切り替えるといいでしょう。

選択範囲が微妙にたりない場合は、Shiftキーを押しながら足りない部分を囲んであげると選択範囲を追加するように再調整されます。

選択範囲を追加

また、余計な部分まで選択されていて、選択範囲を削りたい場合は、Altキー(Mac:optionキー)を押しながら削りたいエリアを囲んであげれば選択範囲から除外されていきます。

選択範囲を除外

数回トライしてどうしてもダメな部分は諦めてクイックマスクなどでチャチャッと修正しちゃいましょう。

今回のダチョウは、このオブジェクト選択ツールと「選択とマスク」機能を使って5分かからず切り抜くことができました。

切り抜き前後※クリックで拡大します

「選択とマスク」機能に関しては、以前スタッフ「の」が書いた以下の記事をご参照ください。

CC2017対応 Photoshopを使って人物を切りぬこう!

オブジェクト選択ツールは、このツールのみで切り抜きを完結するのは難しいですが、これまでの切り抜き作業の中に組み込んでいただけると作業の手間がかなり軽減されると思います。

アップデートされた方はぜひ使ってみて下さい!

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[Photoshop] 水滴を加えて夏らしい画像に!

画像に水滴を加えて夏らしいイメージ画像を作成します。
「レイヤー」パネルを使用して背景レイヤーを複製します。(ショートカットは「⌘(command)」キー+「J」(Mac)「Ctrl」キー+「J」(Win))

ツールパネルから「楕円形ツール」を選択します。

画像内にドラッグで楕円を描きます。(「塗り」「線」ともになし)

「レイヤー」パネル内で「楕円形レイヤー」は「描画モード」を「オーバーレイ」、「塗り」は「0%」にしておきます。

「楕円形レイヤー」名の横をダブルクリックして「レイヤースタイル」ダイアログを出します。

ダイアログ内で「ベベルとエンボス」の項目を選択し、以下の設定を行います。(設定は画像解像度や水滴の大きさによって変わります)↓クリックで拡大します

続いて「シャドウ(内側)」の項目を選択し、以下の設定を行います。

続いて「ドロップシャドウ」の項目を選択し、以下の設定を行います。

最後に「光彩(内側)」の項目を選択し、以下の設定を行います。

水滴内に球体のゆがみを入れます。
レイヤーのサムネール上を「⌘(command)」キー(Mac)「Ctrl」キー(Win)を押しながらクリックすると、レイヤー内にある画像形状の選択範囲が作成されます。

この為に複製しておいたレイヤーを選択します。

「フィルター」メニュー→「変形」→「球面…」を実行し「球面」ダイアログで「量」の設定を行い「OK」します。

新規レイヤーを作成し、「ブラシツール」を使用して白いハイライトを加えます。

必要に応じて水滴のある楕円形レイヤーの不透明度を調整します。

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[Photoshop] フィルター エフェクト編

今回は漫画やイラストにも使えるPhotoshopのフィルターテクニックでいきます。

先ずは流線(スピード線)から

「レイヤー」パネルを使用して新規レイヤーを作成します。

作成したレイヤーを選択して、「フィルター」メニュー→「描画」→「雲模様1」を実行します。

続いて「フィルター」メニュー→「ノイズ」→「ノイズを加える」を実行します。(雲模様を適用したのはこのノイズを加えるため)
「ノイズを加える」ダイアログで「量」はMAX!「分布方法」は均等でもガウスでもどちらでも良いです。「グレースケールノイズ」にはチェックを入れましょう。

更に「フィルター」メニュー→「その他」→「スクロール」を実行します。
「スクロール」ダイアログで、「水平方向右へ」はMAX!「垂直方向」は基本動かさず、「端のピクセルを繰り返して埋める」にチェックを入れます。

これで流線は完成です。

右側を透かして画像に合成

少し流線多かったので描画モードを「除算」にしてみました。

続いて「炎フィルター」

新規レイヤーを作成しておきます。
「ペンツール」を使用して炎の軌跡を作成します。

「フィルター」メニュー→「描画」→「炎」を実行します。
「炎」ダイアログで、「炎の種類」、「長さ」、「幅」、「角度」、「間隔」は見た目で調整します。

炎フィルターに使用したパスは、「パス」パネルで削除します。

流線と合わせてこんな感じになりました。

更に「指先ツール」を使用してこすって炎を伸ばしてみました。

もう一つ行ってみましょう!
光が降り注ぐイメージを作成してみました。

まずはベースとなる画像を用意します。(出来るだけスッキリしてるのがいいです)

「レイヤー」パネルを使用して新規レイヤーを作成します。
作成したレイヤーを選択して、「フィルター」メニュー→「描画」→「雲模様1」を実行します。

続いて「フィルター」メニュー→「ぼかし」→「ぼかし(放射状)」を実行します。
「ぼかし(放射状)」ダイアログでは、「方法」をズームを選択し、「ぼかしの中心」を移動(今回は左上に指定)、「量」をスライダーで調整します。(プレビューないのが痛い…)

そして「レイヤー」パネルで「描画モード」を「覆い焼きカラー」を選んで完成です。

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[Photoshop]布のしわにフィットさせる合成術

ここ数日は暖かい日が続きますね。
何やら喉がいがらっぽかったり、目がゴロゴロしたり、鼻水が出るような気がしますが、これは寒暖差のせいであって、決して花粉症ではないと信じたいスタッフ「ほ」です。

前回のエントリーでフォトショップの変数ネタが終わってしまい、今回はどうしようかなーと考えていたところ、生徒さんから「洋服に模様を合成する時にどうしてもしわにフィットした感じにできない」というご質問をいただきました。

これだ!ということでネタが見つかったので、今回は布のしわに模様をフィットさせるには?というテーマで行ってみたいと思います。

素材はこちら

▲素材1
▲ 素材2

この2枚の画像をうまく合成していくのが今回の目標です。

手順

  1. まず、準備として、素材1の方はPSDファイルで保存をしておきます。ここでは「素材.psd」という名前にしました。
  2. 同ファイルをさらに「別名で保存」で名前を変えてPSDファイルで保存しなおします。ここでは「合成.psd」という名前にしました。
  3. 「合成.psd」のファイルに素材2を読み込みます。後に微調整をおこなうので、素材2はスマートオブジェクトにしておきましょう。レイヤーは以下の構造になります。
  1. 素材2のレイヤーの描画モードを「乗算」に変えてみましょう。素材1の陰影が見えるようになります。
  1. これだけでも一見なじんだような気がしなくもないですが、よくみれば模様の方は何も変形がかかっていません。
    そこで、素材2のレイヤーを選択した状態で「フィルター」メニュー→「変形」→「置き換え」をクリックして以下のダイアログを開きます。
  1. ダイアログはひとまず、そのまま「OK」をクリックしてみましょう。下図の「置き換えマップデータを選択」画面が開きますので、手順1で保存した「素材.psd」を指定して「開く」を実行します。
  1. 素材2のタータンチェックが読み込んだ「素材.psd」の陰影を参照して変形します。
    どうでしょう?変形しているのがわかるでしょうか。

影がくっきりしている方がより効果的ですので、影がうすい画像の場合はレベル補正などをつかって影をくっきりさせておきましょう。

すごく複雑なしわも、よく見れば怪しいところがないわけではないんですが、それなりにみせてくれます。

すごいぞ、フォトショップ!

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[Photoshop] CC2019の色々!

今回は現状最新版のPhotoshop CCについてまとめてみました。
●キーボードショートカット
●「変形」の仕様変更
●自動確定
●フレームツール
●テキスト

先ずCC2019と便宜上呼んでますが、正式にはCCって事で良いようです。

細かく言うと現状最新版は Photoshop CC(v.20.0.2)です。

ややこしいので、この後もCC2019と表記していきます。
さてCC2019は少しつっこみたいですね…。
バージョン上げるには幾つ以上の変更が必要とかあるんでしょうか?
流石にネタ切れかな、と思ってしまいます。

【キーボードショートカット】
以前のブログでも書きましたが、25年以上Photoshop使用しているので今更ショートカット換えられても…な訳です。
今回の仕様変更で「⌘」+「Z」(Mac)、「Ctrl」+「Z」(Win)で、どんどん戻れるようになりました。
逆にbefore、afterは
「⌘」「option」+「Z」(Mac)、「Ctrl」「Alt」+「Z」(Win)となっております。

やっぱ前のショートカットに戻したい場合は、「編集」メニュー→「キーボードショートカット」を実行し、「従来方式の取り消しショートカットを使用」にチェックを付けて「OK」を押してPhotoshopを再起動します。

ついでにCC2018~ツールチップという機能が付きました。
ツールにカーソルを重ねるとそのツールの機能紹介動画が表示されます。

PCに負荷をかけてそうだし、気が散ってしょうがないのでOFFにする事をお薦めします。
Macは「Photoshop CC」メニューから、Winは「編集」メニューから「環境設定」を開きます。
「環境設定ダイアログ」左側の項目から「ツール」を選択し、「詳細ツールチップを使用」のチェックを外して「OK」を押します。

因みに「詳細ツールチップを使用」の上にある「ツールヒントを表示」は、ツールにカーソルを重ねるとツールの名称が表示される機能の事です。

【変形の仕様変更】
作業中に最も「あ~っ!」と思うところかと思います。
自由変形等で拡大・縮小を行う場合、「Shift」キーを押さずとも縦横比が固されるようになってます。
縦横比固定じゃない場合に「Shift」キーを押すことになります。

ここを逆にされたのは痛いです。
しかも「シェイプレイヤー」のみ縦横固定の変倍には「Shift」キーが必要、とPhotoshop内でも統一されておりません。
いつかIllustratorやInDesignでも仕様が変更になるかもしれませんが、元にしてほしい位です。
そして元に戻す方法もちょっと複雑です。

以下Adobeさんのサイト参照です。
https://forums.adobe.com/docs/DOC-9522

手順としてはこちらのサイトが分かりやすいですが、Win版で一部誤字があり認識してもらえないです。 https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/transforming-objects.html

追加や変更された機能を否定する感じでしたが、これでやっとCC2019が使い易くなりました。
変形の仕様に関して次からは「環境設定」や「オプションバー」で変更できるよう希望します。

【自動確定】
これはちょっと嬉しい機能です。
変形や切り抜きの確定には、オプションバーの○か、キーボードのEnter(return)、もしくは枠内ダブルクリックの3つでしたが今回更に枠の外でクリックが加わりました。

他にも「レイヤー」パネル内のレイヤーをクリック、更にはツールの持ち替えでも確定となります。ペンタブレットを使用してるとペンの設定によってはダブルクリックってしづらかったりするので、ツールの持ち替えで確定も良いですね。

以前のバージョンでは確定かキャンセルしないとダイアログが出ました。

【フレームツール】
CC2019で新たに加わったツールです。
オプションバーで□か○が選べます。

「フレームツール」を選択して画面内をドラッグします。

「CCライブラリ」パネル内の素材をドラッグ&ドロップでフレーム内に入れます。

このツールだけだと、ふ~んって感じなのですが、シェイプやテキストをフレームに変換できるようになってます。
例えばテキストの場合、テキスト入力したレイヤーを選択している状態で「レイヤー」パネルのパネルメニュー、もしくは2ボタンマウスを使用の場合は右クリックで「フレームに変換」が選択できます。

後は「フレームツール」と同様で、「CCライブラリ」パネル内の素材をドラッグ&ドロップでフレーム内に入れます。

【テキスト】
「移動ツール」等を使用してても、テキスト内をダブルクリックで「文字ツール」に変わったり、Illustratorと同様で「文字ツール」で画像内をクリックするとサンプルテキストが表示されるようになりました。

設定を変更したら凄く使い易いです。

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