カテゴリー別アーカイブ: テクニック(Illustrator)

[Illustrator] 「丸数字」「自動伸縮する枠」

大分寒くなってきました。来年の夏が待ち遠しい…スタッフ「の」です。

今回は、イラレの「アピアランス」パネルを使用して作成出来る「丸数字」と「自動伸縮する枠」を紹介します。

「丸数字」
通常、数字を入力して変換される丸数字は「20」までではないでしょうか。

そこで「楕円形ツール」で作成した楕円に数字を重ねて作成されている方も多い事と思います。

結局、最後は目検討で合わせたり、もしくは以前スタッフ「ほ」が紹介した方法で楕円と文字を合わせる事になります。
https://www.vanfu-vts.jp/blog/2020/03/ai-40/

でも今回、楕円形は描かずとも「アピアランス」パネルだけでそんなに手間なく作成できる方法を紹介します。
先ず「文字ツール」を使用して、任意の場所に数字を入力し、書体や大きさ等を指定します。

「選択ツール」で数字を選択している状態で、「アピアランス」パネルを展開しておきます。

〇用に「新規線を追加」をクリックで線を追加します。

続いて追加した線を楕円に変換します。
「アピアランス」パネル内「fx」をクリックし、「形状の変換」→「楕円形」を選択します。

「形状オプションダイアログ」内で、「値を指定」にします。(楕円サイズは変更されなくなります)
「幅」と「高さ」には同じ数字を入力し、プレビューで大きさを確認します。

「アピアランス」パネル内「線」の文字上をクリックして「線」パネルを展開し、「線幅」の調整を行います。

数字が少し上に上がっているので、楕円中央に来るように調整します。
「アピアランス」パネル内、「線」が選択されている状態で、「fx」をクリックし、「パス」→「オブジェクトのアウトライン」を実行します。

その後、「アピアランス」パネル内で「オブジェクトのアウトライン」を「楕円形」の上へドラッグして順番を変更して完成です。(効果の移動がしにくい時は「fx」アイコン辺りをドラッグします)

普通に打ち換え可能です。

1桁は問題ないですが、3桁になる場合、「文字」パネルを使用して「水平比率」や「トラッキング」で調整します。

「自動伸縮する枠」
同じ要領で自動伸縮する枠を作成する事が出来ます。
上の「楕円」と同じ要領で「楕円形」の箇所を「長方形」または「角丸長方形」を選択します。
今度は「自動伸縮する枠」ですので、「値を追加」にして枠の「幅に追加」や「高さに追加」角丸の場合は「角丸の半径」を調整します。

「アピアランス」パネル内、「線」が選択されている状態で、「fx」をクリックし、「パス」→「オブジェクトのアウトライン」を実行します。
これで枠の真ん中に文字がきます。

「塗り」にも同様の作業を行うと下地に色を付ける事が出来ます。
(「アピアランス」パネル内の「文字」を1番上の階層にします)

勿論、打ち換えが可能で文字数に合わせて枠は自動伸縮します。

以上です。

バンフートレーニングスクールでは、イラストレーターやフォトショップ、インデザインにWebサイト作成の講座を 開講中です。

このブログを書いているスタッフ「ほ」と、スタッフ「の」をはじめとする印刷会社の研修部門のスタッフがアプ リケーションの使い方を徹底レクチャー!

詳しくは、下記詳細ページをご覧ください。

イラストレーター講座の詳細

ご興味がある方は、ぜひ一度無料体験にお越しくださいませ。

バンフートレーニングスクールは 最短2日間でアプリケーションを習得できる 講座をご用意しております。

  1. 無料体験
  2. 資料請求
  3. お問合せ

[Illustrator]イラレの整列テクニック

商売柄、のどを痛めると仕事にならないため、春夏秋冬とおしてマスクをしているスタッフ「ほ」です。
そろそろ自宅のストックが無くなりそうなのですが、どこに行ってもマスクが買えず、どうしようか悩んでいるこの頃です。

コロナウィルスが一日も早く終息することを願っています。

さて、今日はイラレネタです。

オブジェクトを自由に配置できるイラストレーターにおいて整列テクニックは非常に重要なのですが、知っておくと便利な技があるんですね。そんな小技をご紹介です。

基準のオブジェクトを自分で決める

オブジェクトの整列をおこなう場合に、イラストレーターでは以下のような仕様になっています。

▼元画像

▼左揃え・・・ 一番左に位置するオブジェクトは動かず、他のオブジェクトが動いて整列される

▼右揃え・・・ 一番右に位置するオブジェクトが動かず、他のオブジェクトが動いて整列される

中央揃え・・・ すべてのオブジェクトが動いて整列される

整列をおこなう場合に、動いてほしくないオブジェクトがある場合、そのオブジェクトをキーオブジェクトにします

例えば、以下のようなイラストで…

3つの団子を整列したくて中央揃えをおこなうと、以下のようにズレてしまいます。

こういう場合、3つのオブジェクトを選択して…

動かしたくないオブジェクトをもう一度クリックします。

クリックしたオブジェクトのフチが太くなります。
この状態のオブジェクトを「キーオブジェクト」と呼びます。

中央揃えを実行すると、キーオブジェクトは動かずに整列がおこなわれます。

隙間なくオブジェクトを整列する

図のように、隙間をあけずにオブジェクトを整列させたり…

オブジェクト間に決まったサイズの隙間をあけたい場合…

整列パネルの間隔値を使います。

ただ、この間隔値は整列させたいオブジェクトを選択するだけでは入力ができません。

そこで先ほどのキーオブジェクトを使います。

整列させるオブジェクトをすべて選択し…

キーオブジェクトにしたいオブジェクトをクリックで指定します。

すると、整列パネル内の間隔値が入力できるようになりますので、0mmと入力をおこない「等間隔に分布」アイコンをクリックします。


ここに数値を入れることで自分の好きな隙間を指定できるようになります。

用紙の真ん中に配置する

整列機能は、初期設定では選択した複数のオブジェクトを整列させるようにできています。

では、1つのオブジェクトを用紙(アートボード)の中央に揃えたい場合はどうしましょう?

この場合、整列パネル右下にあるここを使います。

クリックをすると以下の3つの選択肢が出てきます。

これを「アートボードに整列」に切り替えましょう。

切り替えができたら、整列したいオブジェクトを選択して、中央揃えの2つのアイコンをクリックします。

これで用紙の中央にオブジェクトが移動します。

作業が終わったら、選択は「選択範囲に整列」に戻しておきましょう。

文字と図形をきれいに整列する

文字と図形をきれいに整列させるには少しコツが必要です。

例えば、下図のように円形と文字を用意し

この2つのオブジェクトを中心で整列させると…

上図の通り、文字が微妙に上に揃ってしまいます。

これは整列が文字の実寸でおこなわれないために起きる現象です。

選択ツールで、テキストオブジェクトをクリックで選択すると、下図のように選択されます。

文字列のまわりに四角いボックスが表示されますが文字のサイズよりもずいぶん大きい枠になっているのがわかると思います。
特に文字の下に大きな余白があるのがわかると思います。

整列は、この四角いボックスを使って行われるため、文字が中央に揃いません。

文字をアウトライン化すれば、きちんと中央で揃うようになりますが、これでは文字の打ち替えができません。

文字をきれいに整列させるには以下の2つの操作を行います。

1.文字を選択して「効果」メニュー→「パス」→「オブジェクトのアウトライン」を実行

2.整列パネルのパネルメニューから「プレビュー境界を使用」にチェックを入れる

上記の2つの作業をおこなうと、文字を選択した際の枠が下図のように変化します。

この状態で円形と整列をおこなうと、下図のようにきれいに中央揃えがおこなえるようになります。

今回はイラストレーターの整列を使いこなす小技をご紹介しました。
ぜひお試しください!

バンフートレーニングスクールでは、このブログを執筆しているスタッフ「ほ」とスタッフ「の」がイラストレーターの使い方を詳しく講習でご案内しています。

イラストレーターをマスターしたい方は、ぜひスクールへお越しください。

バンフートレーニングスクールの
イラストレーター講座のページへ

※今回使ったかわいいひよこのイラストは、フリー素材サイトのイラストACさんからぶんぶんうまさんの描かれたものをお借りしました。

バンフートレーニングスクールは 最短2日間でアプリケーションを習得できる 講座をご用意しております。

  1. 無料体験
  2. 資料請求
  3. お問合せ

[Illustrator Photoshop] 2020小ネタ

大分寒くなりましたね。
今年は23日が祝日じゃないのが寂しい…と感じるスタッフ「の」です。

Adobe MAXから数日経ち、2020も細かいアップデートが行われて落ち着いてきた感があります。

さて、Illustrator2020は今回のバージョンを通しで見ると「24」となり、
CC互換から外れました。
足枷となっていたであろう旧バージョンとの互換を外したのでパフォーマンスの向上が見込めます。

保存もCC~CC2019(通しバージョン:17~23)は、CC(レガシー)という扱いになりました。
(CCが取れたのは今までのと区別するためかもしれないですね)

今回のバージョンアップはパフォーマンスの向上に力を入れたんだと思います。
新機能よりもさくさく動いてくれる事が何よりと思います。

そしてiPad版のIllustratorもリリースしてくれるとの事で大いに期待したい所ですね。

さて、PhotoshopだけiPad版もあるからか、アイコンがiPad OS風となっております。

並んでる時に違和感が…。

前回スタッフ「ほ」が紹介した「オブジェクト選択ツール」が今回の目玉かと思いますが、個人的には「ワープ」の分割がカスタマイズできる事が嬉しいです。
[Photoshop]オブジェクト選択ツールの使い方
まず「編集」メニュー→「ワープ」を実行しても今までのグリッドは表示されなくなりました。

オプションバーの「グリッド欄」で3:3を選択すると以前と同じになります。

↓4:4

↓5:5(相当細かい変形が可能)

更にオリジナルでグリッドが入れられます。
これによりかなり自由度の高い変形が可能となりました。

自分の作業的に相当使える機能ですが、代わりに以前のブログで紹介した「自動確定」機能の枠外クリックで確定がなくなってしまいました。
↓CC2019(枠外で白い矢印になったらクリックで確定)

↓2020(どこに持っていっても白い矢印にならず)

「Photoshop 2020」にして最初にあれっ!って思ったところでした。
でも巷で全然騒がれていないので皆さんはそんなに使ってなったのかな、と思いました。

以上です。

バンフートレーニングスクールでは、イラストレーターやフォトショップ、インデザインにWebサイト作成の講座を 開講中です。

このブログを書いているスタッフ「ほ」と、スタッフ「の」をはじめとする印刷会社の研修部門のスタッフがアプ リケーションの使い方を徹底レクチャー!

詳しくは、下記詳細ページをご覧ください。

イラストレーター講座の詳細
フォトショップ講座の詳細

ご興味がある方は、ぜひ一度無料体験にお越しくださいませ。

バンフートレーニングスクールは 最短2日間でアプリケーションを習得できる 講座をご用意しております。

  1. 無料体験
  2. 資料請求
  3. お問合せ

[Illustrator] パスの単純化

夏好きを宣言している私でも金木犀の香り漂うこの季節もわりと好きだったり。
こんにちは。スタッフ「の」です。

今回は、そろそろ「Adobe CC 2020」の足音が聞こえてきそうなこの時期にイラレ、フォトショ、インデ、とアップデートが入りました。
細かいバグ修正版かな、と思いきや「イラレ」は「パスの単純化」機能に変更点が見られました。
地味な機能の変更ではありますが、複雑なパスに伴うアンカーポイント過多は出力に時間が掛かるだけではなく修正等の編集作業を困難にするケースもあります。
もちろんPCにも負荷をかけます。
そこで今回は「余分なポイント」を減らす事に焦点をあててみたいと思います。

Illustratorを使用して素材作成している時にアンカーポイント多いな…って事があります。(特に効果に頼った時)アンカーポイントを「アンカーポイントの削除ツール」を使用して間引いてパスを修正するのは手間のかかる作業だったりします。

ここんとこのバージョンでは、「環境設定」を変えなければ「ペンツール」のまま追加や削除が出来ますがやはり手間である。

他にも「スムーズツール」を使用してパスをなぞるのも1つの手法ですが、制御が困難な事となぞるのでパスが大量にあればこれも手間がかかります。

①【パスの単純化】
そんな時には、「オブジェクト」メニュー→「パス」→「単純化」を実行します。
結構、旧バージョンからありますが、意外と知られていない機能だったりします。
2019年10月初旬のアップデート前までは以下のダイアログが出ます。
実行前と実行後のアンカーポイントの数と画像を確認しながら、「曲線の精度」と「角度のしきい値」のスライダーを調整します。(以下の画像はクリックで拡大します)

アップデート後に実行すると以下のダイアログが出ます。

スライダーが1つになりシンプルかと思いきや、「…(その他のオプション)」をクリックするとダイアログが大きくなります。

各スライダーも名称が変更になり、アイコンも付いて分かりやすくなりました。
「曲線の単純化」…最小に近づける程、アンカーポイント数が減ります。(コーナーポイント角度のしきい値が高いとあまり減りません)
「コーナーポイント角度のしきい値」…コーナーポイントの滑らかさとなり、数値を下回っている箇所は何も起こらないので数値が高いほど元の状態に近くなります。

▼「曲線の単純化」…最小、「コーナーポイント角度のしきい値」…0°(赤い線は元の状態)
精度は低いですが、アンカーポイント数も減りました。

▼「曲線の単純化」…最大、「コーナーポイント角度のしきい値」…180°(赤い線は元の状態)
元の線が殆ど見えない程、精度は高いですが、アンカーポイント数はあまり減っていない。

▼「曲線の単純化」…最小、「コーナーポイント角度のしきい値」…180°(赤い線は元の状態)
「コーナーポイント角度のしきい値」の数値が高いのでアンカーポイント数は減っていないですが、精度は少し落ちています。

▼「曲線の単純化」…最大、「コーナーポイント角度のしきい値」…0°(赤い線は元の状態)
今回の例では、アンカーポイント数も減り、精度も良い感じとなりました。

▼自動単純化(赤い線は元の状態)
標準の状態っぽい。ここから元の状態を見ながら各スライダーで調整します。

因みに「線幅ツール」で作成したデータを「パスのアウトライン」後に「単純化」を実行すると元データとそれほど遜色なくこんなにアンカーポイント数を減らせます。(198あったポイントは16に減りました)

他にも直線でひいたパスを曲線にする事も出来ます。(アンカーポイント数は14→2に減りました)

②【「パスファインダー」パネルのオプション】
「パスファインダー」パネルで合体機能を使用すると、ポイントが残ります。

「パスファインダー」パネルのパネルメニューから「パスファインダーオプション…」をクリックし、ダイアログ内の「余分なポイントを削除」にチェックを入れておきます。(以前のバージョンでは起動の度にリセットされてオフに戻ってました)

余分なポイントなく作成できました。

さて、「パスファインダーオプション…」といえば、こちらはどうか、というのがあります。
例えば、ドーナツを描いて縦線で半分に分割したいと思った場合。(抜けているのが分かるように背面に水色を引いております)

通常見えないですが透明な縦線が残ります。

「パスファインダーオプション…」ダイアログ内の「分割およびアウトライン適用時に塗りのないアートワークを削除」にチェックを入れて実行すると不要な縦線は残りません。

残念ながらこちらの方は、Illustratorを再度起動するとチェックが外れてしまいました。

③【孤立点】
「選択」メニュー→「オブジェクト」→「孤立点」を実行するとドキュメント内の不要なアンカーポイントが選択されます。
入稿前に確認してみましょう。

以上です。

バンフートレーニングスクールでは、イラストレーターやフォトショップ、インデザインにWebサイト作成の講座を 開講中です。

このブログを書いているスタッフ「ほ」と、スタッフ「の」をはじめとする印刷会社の研修部門のスタッフがアプ リケーションの使い方を徹底レクチャー!

詳しくは、下記詳細ページをご覧ください。

イラストレーター講座

ご興味がある方は、ぜひ一度無料体験にお越しくださいませ。

バンフートレーニングスクールは 最短2日間でアプリケーションを習得できる 講座をご用意しております。

  1. 無料体験
  2. 資料請求
  3. お問合せ

[Illustrator]フリーグラデーションでリアルなイラスト描いてみよう

夏があっという間に過ぎていきましたね。
そろそろ私の大好きな秋が到来するので、今からワクワクですが、おいしいもの食べすぎて体重が増加して会社の健康診断見て青くなる時期でもあります。。

ということで、今日からリリースされた位置情報ゲームをスマホにダウンロードしてみました。歩いた量でストーリーを進められるゲームです。

さて、これで体重増加を抑えることができるのか…?!

こんにちは、スタッフ「ほ」です。

今回は久しぶりにグラデーションでいってみたいと思います。

以前、このブログでグラデーションメッシュを使ったイラストの描き方をご紹介しました。

[Illustrator]イラレのグラデーションを極める

グラデーションメッシュまでを使いこなすことができれば、かなりリアルなイラストも描けますよ、といった内容でご紹介しておりました。
なるべく簡単にできるように記事を書いたつもりですが、やはり使いこなしにはパスやアンカーポイントを自在に操作できるスキルが求められてしまいます。

そんな中、Illustrator CC2019からグラデーションパネルに「フリーグラデーション」という機能が搭載されました。

これまでにないグラデーション表現が可能になる機能です。
今回はこのフリーグラデーションをご紹介します。

基本

CC2019のグラデーションパネルです。
ここにフリーグラデーションが追加されました。

それ以外の2つは従来からある機能で、「線形グラデーション」と「円形グラデーション」です。

▼線形グラデーション

一方向にまっすぐ変化するグラデーションです。
グラデーションツールを用いることで縦や斜めに方向を変えられます。

▼円形グラデーション

真ん中から放射状に広がるグラデーションです。
グラデーションツールを用いることで中心位置やサイズを変更できます。

それでは、フリーグラデーションを使ってみましょう。
前回の記事で「これはグラデーションメッシュじゃないと作れませんー」とご紹介したこのグラデーションをフリーグラデーションで作ってみましょう。

長方形ツールで四角形を描き、「塗り」に対してグラデーションパネル内の「フリーグラデーション」アイコンを適用します。

パネル内の「グラデーションを編集」ボタンをクリックすると…

四角形の各カドに丸いマーカーが出てきました。
これがフリーグラデーションのカラー分岐点になります。

カラー分岐点には、それぞれ色が設定されており、となりの分岐点との間にグラデーションを生成します。

4つのカラー分岐点で色を入れかえていきます。

各分岐点をダブルクリックすると、以下のような画面が出てきます。

左部のアイコンをクリックすることで、カラーパネル調、スウォッチパネル調、画面内からクリックで色を抽出できる「カラーピッカー」が切り替わります。好きなモードで分岐点に色を入れていきます。

分岐点はドラッグで位置調整ができます。

それぞれの分岐点をカドギリギリまで移動すると、今回作りたかったグラデーションが出来上がります。これまでグラデーションメッシュでなければできなかったものがあっさりと作れるようになりました。

さらにパネル内の「描画」欄にある「ポイント」にチェックを入れた状態で四角形の中をクリックすると分岐点を追加できます。

※分岐点を削除する場合は、分岐点をクリックで選択した状態でDeleteキーを押すか、分岐点をオブジェクトの外にドラッグします。

ちなみに描画欄の「ライン」にチェックを入れてオブジェクト内をクリックしていくと、分岐点をアンカーにした線が引かれます。

引いた線に沿ってグラデーションが作成される、ということらしいのですが、ポイントで同じ位置に分岐点を打ってもほとんど同じものが出来上がります。

正直、「ここは『ライン』じゃないとダメだよね!」という使いどころがわかりません。。。どなたかこれぞ!という使い方を思いついた方は教えてください。

(※2019/09/20追記)

フリーグラデーションがスウォッチに登録できないーというお問合せをいただきました。

フリーグラデーションはグラフィックスタイルパネルの方に登録が可能です。パネル内にドラッグ&ドロップして登録してください。

(※追記ここまで)

実践

では、実際にフリーグラデーションを使えば何ができるのか?
イマイチ、ピンとこない人も多いかと思います。

私もこの新機能を知った際に「へぇ、にじんだ水彩画みたいなのができるかなー?」程度でしたが、実際に使ってみるとグラデーションメッシュに近いことができるため、リアルなイラスト描画ができるはず!

ということで、写真ACさんから柿の写真をお借りしてきました。おいしそう。

この写真をトレースしてリアルな柿を描いてみたいと思います。

ペンツールで輪郭をトレースしていきましょう。線は後で消すので色も太さも適当でかまいません。

 

実際のパーツでオブジェクトも分けた方がよさそうなので、柿の実、ヘタ、枝部分で分けてトレースしました。

描けたら、オブジェクトを移動して写真の横に並べましょう。

選択ツールで柿の実オブジェクトを選択し、「塗り」にグラデーションパネルから「フリーグラデーション」を適用します。

作成された分岐点の位置を整えます。

その時の写真の状態にもよりますが、今回の柿は両端のオレンジをしっかり確保したかったので、まずは四隅に配置しました。

配置した分岐点に色を入れていきます。となりに並べた写真から色を拾ってきます。

分岐点をダブルクリックしたら、出てきたパネルの左部にあるスポイトのマークをクリックします。

そうすると、パネルが閉じてマウスポインタがスポイトの形状になるので、柿の写真に移動して、分岐点と同じ色のあたりの色をクリックして吸い上げます。

そうすると、分岐点にスポイトで吸い上げた色がセットされます。

この要領で4か所の分岐点に色を入れた状態が下図です。

写真では柿の実中央あたりが少し色が濃くなっており、その両サイドにハイライトが入ってます。

そこで、そのあたりにポンポンと分岐点を置いていきます。

あとは先ほどと同じ要領で追加した分岐点に色を入れていきます。

分岐点をクリックした際に現れる破線の円形についている下記のマークをドラッグすると、その分岐点の色の領域を広げることができます。

写真を見ながら分岐点の位置とサイズを調整して色を写真にちかづけていきます。

必要があれば分岐点をさらに追加していきましょう。

ヘタ部分も同じ要領で色をセットしていきます。

色が入ったら、輪郭の線を「なし」にして……

ヘタと実の一体感がイマイチだったので、ヘタにドロップシャドウを設定してみました。

元の写真との比較です。写真と並べてしまうと、やっぱりイラストだなーという感じはしてしまいますが、単体で見れば、かなりリアルなイラストになったのではないかと思います。

グラデーションメッシュよりも直感的に作業ができますし、メッシュよりもグッと短時間で作業がおこなえました。

グラデーションメッシュの回で描いたバナナのように長くて細いグラデーションを作成するのは、メッシュの方が優れていますが、今回のように丸に近い物体はフリーグラデーションの方が簡単に作業できるかと思います。

 

さぁ、どうでしたか?フリーグラデーション。;

新しい機能がついたはいいけれど、どこで使うの?これ?と思われている方、ぜひぜひイラスト描画で使ってみて下さい。
慣れればかなり使いやすいですよ。

イラストレーターの基本からしっかり勉強したいんだけど……という方は、ぜひバンフートレーニングスクールのイラストレーター講座へお越しください。
このブログを執筆している私スタッフ「ほ」やスタッフ「の」がわかりやすくレッスンしております。

バンフートレーニングスクールは 最短2日間でアプリケーションを習得できる 講座をご用意しております。

  1. 無料体験
  2. 資料請求
  3. お問合せ