カテゴリー別アーカイブ: トラブル解決

印刷時のトーンジャンプに悩んでませんか?【イラレ&フォトショ】

こんにちは。スタッフ『の』です。
今回は、印刷物で起きてしまう「トーンジャンプ」についてお話します。(このブログ内の画像は画像上をクリックすると拡大します。)
(トーンジャンプ:滑らかなグラデーション部分の階調が飛んで「段々」と表現されている状態。)
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自分で作成したデータが印刷物となった時にトーンジャンプが発生してガッカリした経験のある方も多いのではないでしょうか?
実は私もその一人です…。

この現象、出力機とデータの相性によるところもあります。
複数メーカーの出力機を保有していた当スクール母体、印刷会社帆風。
二十数年前、進行管理や受付を担当していた私は、同データを同メーカーでも複数の出力機、他メーカーの別の出力機、と色々出力して検証したことがあります。
結果として、出力機の個体差で目立つのと目立ちにくいのがあるってことでした。

出力機の個体差やデータの相性では今後の回避に繋がらないのでイラレとフォトショのアプリの操作で軽減できる方法を紹介したいと思います。

他にもFMスクリーン対応の印刷屋さんに依頼をするのも回避方法の一つですが、コスト面で現実的ではないかと思います。
(FMスクリーン:きめ細かいドットを不規則に並べて表現する方法。通常印刷機で用いられる網点の表現をAMスクリーンと呼びます。)
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まずPhotoshopの方から。
サイズ変更や修正加工を繰り返したデータには、このトーンジャンプがつきものです。
しかも出てほしくない場所に限って目立って出ます。
例えば風景写真の空部分とか、人の肌。
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画面上でトーンジャンプが確認されれば印刷もほぼそのまま出ます。

私が昔よくやっていた方法の一つとして、目立つ箇所のコピーを取り、別レイヤーに貼り付けて「ボカシ(ガウス)」をかけて調整する、なんてのがあります。
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トーンジャンプを起こしていない所は、「消しゴムツール」で消していきます。
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他にもメジャーなところでは、フィルターでノイズを加えるがあります。

【手順】
①レイヤーをスマートオブジェクトに変換します。
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②「フィルター」メニュー→「ノイズ」→「ノイズを加える…」でノイズを加えます。
画像サイズにもよりますが、1~3程度のノイズを加えることで印刷時のトーンジャンプを大分抑えることができます。
(「均等に分布」にするか、「ガウス分布」にするかは、画像を見て判断しますが、「グレースケールノイズ」にはチェックを入れておきます。)
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続いてIllustrator。

●Illustrator EPSで入稿する。
「EPSオプション」ダイアログで「Postscript」を「レベル3」もしくは「3」に設定します。
(レベル2よりもメッシュ等のグラデーションに対応したのが「レベル3」です。)
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●広範囲での使用を避ける。
以下は、Adobeさんのサイトから
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/printing-gradients-meshes-color-blends.html
幅「19.507cm」以上でのグラデーションの使用はやめた方が良さそうです。

●グラデーション部分のオブジェクトをPhotoshopに持っていってノイズを加えてからIllustratorに配置する。

●Photoshopのノイズを加えるに近いものとして、「光彩拡散」の効果を加えるがあります。
グラデーションのオブジェクトを選択した状態で、「効果」メニュー→「変形」→「光彩拡散…」を選択します。
「きめの度合い」、「光彩度」、「透明度」のスライダーは画像を見ながら調節します。
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以上です。

気になってた方は是非、試してみてください。

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[Illustrator]角丸長方形の角の丸みを変えずに拡大縮小するには(CS6以前)

ここ連日の晴天が気持ちいいですね。

初夏の雰囲気が出てきました。今週末は息子の運動会なので、このままの天気がもってくれることを期待しているスタッフ「ほ」です。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・はい。すごく久しぶりです。すみません。

さて、本日は生徒さんからご質問を受けまして、図解を作るなら、どうせならブログで公開しよう!ということでエントリーを書いております。

イラストレーターネタでございます。

角丸長方形で描いた長方形…

角丸長方形

じつはこいつの拡大縮小が少しやっかいでして、イラストレーターのCS6以前で拡大縮小を行うと……

拡大で角丸のサイズが変わる

角の丸みが変わっちゃうんですね

ちなみに、CCでは、この現象は起きません。
CCでは丸みは変わらない

さて、ではどうするか?ですが…

ずばり「ダイレクト選択ツール」を使います。

ダイレクト選択ツール

まず、サイズ変更したい角丸長方形の選択は解除しておきます。

そして、ダイレクト選択ツールで2つの角を囲むようにドラッグをします。

2つの角を囲むようにドラッグする

そうすると、囲んだ部分にあるアンカーポイント(座標点)だけが選択された状態になります。

2つの角が選択された状態

↑赤丸で囲んだアンカーポイントが選択されている状態です。

そして、この選択されたアンカーポイントのいずれかをマウスでつかんで、そのまま引っ張ります。

選択されたアンカーポイントを引っ張る

続いて、上の2つの角を同じくドラッグで囲んで…

上の2つの角を選択

選択されたアンカーポイントを引っ張ります。

高さを変更する

ダイレクト選択ツールは、選択したアンカーポイントだけを移動できるツールなので、こういった芸当が可能になります。ダイレクト選択ツールの詳細は、以下のエントリーでご紹介しています。

ダイレクト選択ツールの使い方

この方法であれば、角の丸みを変更せずに拡大縮小ができます。

そして、もう一つ、ちょいワザを。

こんな感じで、角丸ではない、通常の長方形を描いておいて…

長方形を描く

選択します(ここは通常の選択ツールでかまいません)

長方形を選択

選択ができたら、「効果」メニューから「スタイライズ」→「角を丸くする」を実行します。

「角を丸くする」を実行

ダイアログが出てきたら、「半径」欄に数値を指定します。ここの数値が大きいほど角は丸くなります。「プレビュー」にチェックを入れて作業をすると、長方形に角の丸みがリアルタイムで適用されるので確認しやすくなります。

ダイアログ

数値が入力できたら「OK」をクリックすると、選択していた長方形すべてが一気に角丸長方形に!!角の丸みもバッチリそろっています。

角丸が適用された

覚えておくと結構便利な指定です。ぜひぜひお試しあれーー

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[Illustrator]配置した写真の透明部分が濃くプリントされる

もうすぐクリスマス!もうサンタへのお願いは済ませましたか?

私はどちらかというとサンタ役なので、あげる方です。某ウォッチのぬいぐるみをお願いされました。スタッフ「ほ」です。

今日は、時々いただくご質問で「背景を透明にした写真をイラストレーター上に配置すると透明のはずの部分が濃くプリントされてしまう」というもの。

たとえば、以下のような写真を…

プレゼント01

Photoshopを使って背景を透明にします。

背景を透明に加工

そのファイルを保存して、Illustrator上に配置します。

Illustrator上に配置

PCの画面上で見る分には問題ありませんが…

画面上では特に問題なし

これをプリンターでプリントアウトすると、なぜか透明にした部分の色が濃くプリントされることがあります。

透明部分が濃くなる

これはプリンターが透明部分をうまく処理できないときに起きる現象で、別のプリンターでは正常に出たりします。

特にレーザープリンターでこの現象が起きるように思います。

これを解消するには、プリントアウトの設定を変更するとうまくできます。

イラストレーターで「ファイル」メニューから「プリント」を実行すると以下のダイアログが開きます。

プリントダイアログ

この画面で左側のカテゴリから「詳細」をクリックします。

カテゴリから「詳細」を選択

ダイアログ内の「ビットマッププリント」にチェックを入れます。

ビットマッププリントにチェック

この状態でプリントしてみてください。

たぶん、問題が解消するはずです。

さて、私スタッフ「ほ」の年内の更新は今回が最後になりそうです。

みなさま素敵なクリスマスをお過ごしください。


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